思考中毒という言葉
考えるのがやめられない人は多い。
つらいことも頭が勝手に考えてしまう。つらいことを考えたって、それが解決する可能性は奇跡といえる。わかってるのにやめられない。つらいですよね。
理由としては
・気を使いすぎる
・完璧主義
・暇
・不安障
・考えるのが好き
・発達障害とかHSPとか
くらいかな。解決法とか、長所にする方法とかは、
そこら中のサイトでまとめられてるので、割愛しましょう。
私おすすめの解決法は、全然気にしない技術を身につけること!
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今回はあまりなじみのない『思考中毒』というパワーワードについてお話します。
考えたくないのに考えてしまう。そのせいで、病的な状態になってしまった人は、実は考えることそのものを欲している。考えることで脳内麻薬が出ている可能性が高い。まさに、思考の中毒状態といえる。
中毒って聞くとマイナスイメージね。
東洋思想において、考えることはよしとされてきた。滝にうたれて修行すること、即ち黙々と考えることで、物事を解決する。
しかし現代社会では、物事を解決する手段は増え、頭で黙々と考えることは非効率といえる場合が多くなった。
よく手段が目的になっている人がいる。わたしだ!わたしは己を高めるため頭で分析し、効率的な努力をすることが好きだ。が、効率的な努力という前向きな言葉に毒されており、非効率な側面が多い。(矛盾してんじゃん)
合理的な行動原理を持つ人間からすると、『思考中毒』は解消すべき問題である。しかし、どれだけ辛くとも、わたしは耐える。耐えることで脳内麻薬が出ているかもしれないが、そりゃもう気にしなくていいだろう。
『思考中毒』は解消しないという解決策、いかがでしょう。
発達障害などによる過集中と不眠
わたくしは診断上、ADHDやアスベルガーではなかったのですが、
幼き頃から、異常な過集中と不眠に悩まされておりまして、
その解決方法を人生をかけて模索しております。
発達障害のトピックは今後も続けていくので、小分けにして、
今回は、過集中による不眠に絞って、お話していこうと思います。
▼自分語り。共感目的のものなので、別に読まなくて大丈夫です笑
わたくしの過去を遡ると、ほぼ毎日のように布団に入っても寝れない日が続き、寝れないまま学校に行って授業中寝て、そのたび怒られていた記憶があります。
家でも、風呂場とかトイレの中で、隠れて寝ていたくらいです。
環境が変わり、学校と家の両方が厳しくなった関係で、隠れて寝ることができなくなりました。そのため夜寝なければいけなくなったのですが、それでも寝ることができず。
親には
『早寝早起きをしろ!目をつぶってれば疲れは取れるから』
とそれを信じて、頑張りましたが、毎日起きているだけで精一杯、つらい。それでも
『お前のために言ってやってるんだから、生活リズムは整えろ』
と言われる始末でした。
ここ10年くらいはいろいろ解放されて、好きなこともできるようになりました。
ただ好きなことに一度手を付けると10~20時間くらいは、何も見えなくなって、気づけば日をまたいでいたことだらけです。
それだけなら特に問題はありませんが、途中で無理矢理やめると、その夜は一睡もできなりました。
これが、過集中なのかフローなのかは分かりませんが、
みなさんの中でも、このような症状に悩まされているという方は、多いかと思います。
▼過集中による不眠
このような症状を解決する方法は、人によって異なりますので、断定してお話しすることはできません。あくまでもわたくしの一例に過ぎないので、ご参考程度にお願いいたします。
ADHDを筆頭に、脳の切り替えがうまくいかない障害を持っている方の不眠は、自身の特性を理解していないが故と考えられます。
よく一般の方を普通車とするなら、ADHDはスポーツカーに例えられます。特性を理解せず、普通車と同じようにスポーツカーを運転すれば、事故が起こりますよね。
まずは、自身の特性を理解することが重要です。
▼定番の不眠解決策が逆効果?
不眠に対して、私の親は
『早寝早起きをしろ!』
と言っていましたが、過集中による不眠の場合、逆効果になる可能性があります。
パブロフの犬を考えてください。早寝のために布団に入っても、実際に寝れないのなら『布団=寝れないもの』と刷り込まれてしまうかもしれません。
そもそも、生活習慣の改善程度で、不眠が治るなら苦労しませんよね。早起きしても、精神や体を疲弊させるだけに、なるかもしれません。
既存の教えが絶対だと信じ込むのは、愚かだと考えています。人は星の数だけいますから、テーラーメードな教えをできるようにしたいですね。
▼不眠解決策
今回もいくつかの解決策を掲示いたします。ご参考までに。
■サーカディアンリズムを整える
人間にはサーカディアンリズムといって、1日のリズムを調節する機構が備わっています。この機構の中で、メラトニンというホルモンが睡眠に影響してきます。朝日光を浴びることにより、夜寝る時間くらいにメラトニンが分泌されるよう調節されています。
このため、朝日光の光を浴びて、日光だと勘違いさせるような、強い照明『スマホ、PC』を夜に浴びないことが重要です。
そんなの無理って方は、メラトニンサプリやメラトニンR作動薬などを、考慮に入れてみるのもいいかもしれません。
■睡眠薬も考慮に入れる
依存にならないならいいと思いますね。作用時間の分類だけでなく、ベンゾ系、非ベンゾ系、オキシレチンR拮抗とか色々あります。専門的な話になるので、興味のある方はググって下さい。
■メリハリをつける
本当に眠くなった時だけ寝る。まあそんなんで解決できるなら苦労せんけど。
■寝ない!
あらゆる物事を気にせず好きなことに没頭、限界を迎えたら倒れる!
きあい!これがわたしの解決策。おすすめはしません。
▼最後に
以前人気のあったADHDの記事を貼って、終わりにしようと思います。それでは。
恋愛の本質について考える
辞書的な意味でない、現代における恋愛の本質とは何なのかを考えた。
社会背景に大きく依存するものから順に並べてみる。
■社会の通過儀礼
お見合い結婚主流の時代は終わり、自由恋愛からの結婚が主流である時代では、恋愛をして結婚することが、一種の通過儀礼として扱われるようになった。恋愛することを善とすると、しないことは悪になる。このため、社会の圧力から無理して恋愛をする者もいた。
■メディアの影響による同一化
TVドラマ映画の恋愛から、憧れて真似する方々。恋に恋をするというのもこのことか?精神分析における同一化である。
■ポジショニング
コミュニケーションなどで、自身のポジションをとるための戦略的恋愛。
■打算
昔あっしーとかめっしーが流行ったが、お金目的のような、いわゆる自身の利益のための恋愛。
■効率化
自身の足りないものを補い合い、効率化する。
■脳の化学反応
一目ぼれはこのパターンが多い気がする。神経伝達物質であるドーパミン、セロトニン、オキシトシンとかの仮説のこと。作用機序知りたい方はググりましょう。いわゆるドキドキとかキュンキュンは大体これ。
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若者の恋愛離れが加速している。通過儀礼としての恋愛の衰退、お金がない、女性の地位向上あたりが理由だろう。基本的に恋愛は社会背景に大きく依存する。
社会背景に依存しないものを恋愛の本質と考えるなら、残るは実益と脳の化学反応か。そんなもんかね。まあ人生の本質にも似てるが。
脳の化学反応か。そんなもんかね。って言い方は唯物論(精神の根底は物質であるといった考え)支持者っぽい。唯物論はよく支持されるけど、絶対ではないのです。量子力学筆頭に物理の世界での異論は、なかなか面白い。
最後に、一つ怪しいものを加えて終わりにしましょう。
■恋愛のイメージが現実に干渉する
恋愛のイメージが、意識レベルで波動として伝わり、現実に干渉する。かも。
量子力学はよく分からんけど(正直まだまだ不完全な学問に見える笑)ロマンがあっていいね。
人に投資をすることのすすめ
他人を変えることは難しいので、
他人に期待しても、あんまりいいことはない。
他人に期待するから、がっかりする、失望する、ストレスだ。
他人に期待しなければ、がっかりしない、失望しないし、ストレスも受けにくくなる。いいことづくめだ。
だから僕は自分の能力と物に力を入れてきたが、期待をしないなら人に投資することもよいと思うようになった。みなさんにも人に投資することで、助け合える関係性を増やすことをお勧めします。
お金をかけるのもよいし、教育という投資でもいい、食事でおごるのも投資と考えられる。
いくら投資をしても、恩着せがましい人間からは人は離れていく。『あなたのためにしてあげたんだから感謝しなさい』ほど美しくない言葉はなかなか見つからないだろう。
期待をしないというのは、見返りも求めないということだ。そういう、ラフな関係性が人を引き寄せる。
人間は読んで字のごとく、支えあって生きている。なんだかんだ、一人では生きていけないのだから、助け合える関係性は多いほど良い。
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ちなみに僕は下の世代の、メンタル面も含めた技術指導という投資に力を入れている。現状では芽が出なくとも、後のことを考えると、膨れ上がる個人の価値に投資するのは合理的だ。
昨今の日本では、まだまだ貯金をすることがよしとされる風潮があるが、経済的にも、人間の関係性という観点からも、リスク分散の観点からも、人に投資をしていくことを、よしとすべき風潮を作っていかなければならないと思う。
1万時間かける対象は、しっかり考えて選んだほうがよいのでは
1万時間の法則って知ってます?
結構有名な法則なんですが、1万時間やればその道のエキスパートになれるだとかなんだとか。
僕はこの法則を知る前から、好きなことには打ち込むタイプだったので、様々な能力を持っています。しかしながら、多くの時間をかけてもその道のエキスパートにはなれなかったことのほうが多いです。実際、1万時間かけたところでそこそこどまりの人は多い。
時間をかけてしまったことによる後悔。苦い過去です。
格言っぽく『その道のエキスパートになるには1万時間打ち込むこと』と、1万時間の法則の解説をすれば、それなりに納得しちゃう人もいるかもしれません。打ち込んでいる人が、打ち込むことを肯定されれば、妄信してしまう人もいるかも。
そもそも1万時間かけても、打ち込むものによってはエキスパートはおろか、そこそこにすら到達できないこともある。最悪、打ち込んだ意味すら、なくなってしまうこともあるのではないか。
僕のような苦い失敗をしないためにはどうすればよいのか。列挙。
■自分に向いてることを選ぶ
人は自分の弱みよりも、強みを生かすことで最大の能力を発揮するらしい。自分の才能に自覚的になること。ストレングスファインダーとか有名なので、そうゆうのやってもいい。(回しものじゃないですよ笑)
■相対的に比較されにくいものを選ぶ
本気でやってる人が多いジャンルは、競争が大変。1万時間程度じゃそこそこにすら到達できない可能性がある。革新的、新規性の高い(先行技術のものでない)ものほど、打ち込んだとき、客観的な価値が高まる。
■需要がある、作れるものを選ぶ
自己満足ならいらないけど、たいていの人は承認欲求があるから、認められたいものだと思う。
■歴史を学ぶ、未来を予測する
賢者は歴史に学ぶので(愚か者は経験に学ぶってのは状況による)。歴史から、未来を予測し、選択する。
■人にしかできないことを選ぶ
AIのシンギュラリティー(技術的特異点)によって、今まで人にしかできなかったことが、AIに代替されるようになる可能性が高い。今まで打ち込んだものが、そもそも無意味になることもある。
1万時間をかけて、その道のエキスパートになることを、良しとされることが多いのは、現代の教育がスペシャリスト育成に力を入れてきたことに、関係があるような気がします。
状況によるので、断定はできないが、エキスパートになれる人は少ない。これからの時代は、リスク回避の観点から、盲目的に時間をかけるのをよしとするのは危険であると思うのです。
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たまには宣伝でも。
僕は人の反応を分析するのが好きなのですが、ことパフォーマーにおいて言うならば、3日くらい必要な練習をしていただければ、最低限の必要な技術を身につけられると考えました。
この分析もAIのディープラーニングで代替されると思うので、価値はなくなると思いますが、3日でパフォーマー名乗れます!パフォーマーに資格はないので、名乗ったもん勝ちですよええ笑
パフォーマーになりたい方いらっしゃいましたら趣味でプロデュースするので、興味がある方は連絡下さい!まあ趣味なので暇なとき限定で、、