発達障害などによる過集中と不眠
わたくしは診断上、ADHDやアスベルガーではなかったのですが、
幼き頃から、異常な過集中と不眠に悩まされておりまして、
その解決方法を人生をかけて模索しております。
発達障害のトピックは今後も続けていくので、小分けにして、
今回は、過集中による不眠に絞って、お話していこうと思います。
▼自分語り。共感目的のものなので、別に読まなくて大丈夫です笑
わたくしの過去を遡ると、ほぼ毎日のように布団に入っても寝れない日が続き、寝れないまま学校に行って授業中寝て、そのたび怒られていた記憶があります。
家でも、風呂場とかトイレの中で、隠れて寝ていたくらいです。
環境が変わり、学校と家の両方が厳しくなった関係で、隠れて寝ることができなくなりました。そのため夜寝なければいけなくなったのですが、それでも寝ることができず。
親には
『早寝早起きをしろ!目をつぶってれば疲れは取れるから』
とそれを信じて、頑張りましたが、毎日起きているだけで精一杯、つらい。それでも
『お前のために言ってやってるんだから、生活リズムは整えろ』
と言われる始末でした。
ここ10年くらいはいろいろ解放されて、好きなこともできるようになりました。
ただ好きなことに一度手を付けると10~20時間くらいは、何も見えなくなって、気づけば日をまたいでいたことだらけです。
それだけなら特に問題はありませんが、途中で無理矢理やめると、その夜は一睡もできなりました。
これが、過集中なのかフローなのかは分かりませんが、
みなさんの中でも、このような症状に悩まされているという方は、多いかと思います。
▼過集中による不眠
このような症状を解決する方法は、人によって異なりますので、断定してお話しすることはできません。あくまでもわたくしの一例に過ぎないので、ご参考程度にお願いいたします。
ADHDを筆頭に、脳の切り替えがうまくいかない障害を持っている方の不眠は、自身の特性を理解していないが故と考えられます。
よく一般の方を普通車とするなら、ADHDはスポーツカーに例えられます。特性を理解せず、普通車と同じようにスポーツカーを運転すれば、事故が起こりますよね。
まずは、自身の特性を理解することが重要です。
▼定番の不眠解決策が逆効果?
不眠に対して、私の親は
『早寝早起きをしろ!』
と言っていましたが、過集中による不眠の場合、逆効果になる可能性があります。
パブロフの犬を考えてください。早寝のために布団に入っても、実際に寝れないのなら『布団=寝れないもの』と刷り込まれてしまうかもしれません。
そもそも、生活習慣の改善程度で、不眠が治るなら苦労しませんよね。早起きしても、精神や体を疲弊させるだけに、なるかもしれません。
既存の教えが絶対だと信じ込むのは、愚かだと考えています。人は星の数だけいますから、テーラーメードな教えをできるようにしたいですね。
▼不眠解決策
今回もいくつかの解決策を掲示いたします。ご参考までに。
■サーカディアンリズムを整える
人間にはサーカディアンリズムといって、1日のリズムを調節する機構が備わっています。この機構の中で、メラトニンというホルモンが睡眠に影響してきます。朝日光を浴びることにより、夜寝る時間くらいにメラトニンが分泌されるよう調節されています。
このため、朝日光の光を浴びて、日光だと勘違いさせるような、強い照明『スマホ、PC』を夜に浴びないことが重要です。
そんなの無理って方は、メラトニンサプリやメラトニンR作動薬などを、考慮に入れてみるのもいいかもしれません。
■睡眠薬も考慮に入れる
依存にならないならいいと思いますね。作用時間の分類だけでなく、ベンゾ系、非ベンゾ系、オキシレチンR拮抗とか色々あります。専門的な話になるので、興味のある方はググって下さい。
■メリハリをつける
本当に眠くなった時だけ寝る。まあそんなんで解決できるなら苦労せんけど。
■寝ない!
あらゆる物事を気にせず好きなことに没頭、限界を迎えたら倒れる!
きあい!これがわたしの解決策。おすすめはしません。
▼最後に
以前人気のあったADHDの記事を貼って、終わりにしようと思います。それでは。